介護業界は医師会、看護師会、薬剤師会のように強固な団体を持っていません。介護保険スタート時にまとまりきらなかったことで、全国老人福祉施設協議会(特養の団体)、全国老人保健施設協会など施設種別毎の団体や介護福祉士会のような職種別の団体など数多くの団体が設立されました。それぞれが政治について問題意識を持っていてもそれを議論しているのですが、中々まとまり切れていないのが現状です。
介護職は皆賢い者たちが多く高齢者の生活や介護業界の問題について本当によく考えています。しかし、政治的な背景や法律について知らないため議論がまとまりきらなかったり、声を上げる方法を知らなかったりと政治を変えるまでの動きに繋がらないのです。
私は彼らに法律的な面や行政の仕組みについて知ってもらい、介護を俯瞰して見れるようになってもらいたいのです。まずは施設の中でこの書類はなんのために作っているのだろう、とかなんで介護度が低くなると単価が下がってしまうのだろう、と言った疑問を話し合うところから始めてもらいたいです。
介護に携わる人達が政治の話をすることによって、団結していく必要性を感じ介護業界が纏まっていければ良いと考えています。
介護職は政治家に向いている!
私は介護職員は政治家に向いていると考えています。かく言う私も介護職から政治の世界に飛び込みましたが、介護をやっていて良かったと思うことがたくさんありました。
介護職が政治家に向いている理由
- 介護の現場を知っている
- 高齢者と喋ることが得意
- 我慢強い性格
この超高齢社会の日本では介護問題は今後40年は政治課題の中心に位置されることでしょう。有権者の数で考えても高齢化率は伸び続け、国民の関心事で有り続けるでしょう。
業界を中から知っていることでしか考えられない政策を打ち出すこともできることも強みになります。いくら制度や法律を知っていても現場を知らなければ思いもよらないことがたくさんあります。
政治家をやっていて高齢者のファンが
介護職が政治を学べる場を作りたい
特にこれからの若者には自分たちの力で介護をより良いものに変えていけるという希望を持ってもらえると嬉しいです。ですから、私は介護業界から政治を志す若者の後押しをするために政治の勉強会を開くなど援助を行っていきたいと考えています。介護職で政治家を志している方はぜひご連絡を!