今回は祐天寺(目黒区中目黒5丁目)をご紹介します。
祐天寺の駅から歩いて10分ほど、駒沢通り沿いにある祐天寺は自転車で目の前を通ることが多かったですが、今回はじめて本堂まで見学する事ができました。
表門から仁王門、阿弥陀堂まで歩いているうちに車の走行音がだんだん聞こえなくなり、都心にいるということを忘れさせてくれます。
祐天寺の由来は浄土宗の高僧祐天上人からで、目黒に寺を建てたいとの思いを弟子が成し遂げ1718年に建立されました。祐天上人は目黒で修行時代を過ごしたそうで、この地に愛着があったのだそうです。
地域の人々に駐車場を開放したり、写経会を開いたりと地域の方々に愛されているそうです。
地名としての祐天寺
祐天寺は目黒区で唯一お寺の名前が地名となっている地域で、昭和43年に上目黒4丁目・5丁目、中目黒3丁目の一部が祐天寺1丁目と2丁目になりました。
しかしながら祐天寺があるのは中目黒5丁目なので、祐天寺は祐天寺にあらずということになります。