PFIという制度が密かに流行っているのをご存知でしょうか。
Private Finance Initiativeの略で要は「民間の資本を使って公共施設を充実させてもらおう」という仕組みの総称を言います。
無論無償で民間の資本が集まるわけがないので、公共施設の設備や土地を無償で貸し出すなどのメリットが与えられます。そこで商売を行うことで利益を得るわけです。

PFIの対象施設は、公園や空港、庁舎から教育文化施設など様々な公共施設が想定されており、すでに多くの実例が存在しています。

公園PFIの事例

さて、この仕組不動産の証券化を勉強したことがある私に取って馴染みやすい仕組みだと思い、内閣府が開くセミナーなどに参加をして勉強してみました。

成功のポイントとなるのが、事業の収益性と公共施設の質や立地です。
民間も馬鹿ではないので、事業性が良くなければ投資は行いません。
また、公共施設にブランド価値がついていることで参加企業は価値を上げることができます。

そこで、チャレンジしたいと思っているのが、「碑文谷公園にナイター設備とスタバを設置しよう!」という公園PFIです。

碑文谷PFIプロジェクト詳細

碑文谷公園は学芸大学からほど近く、閑静な住宅街に佇む素晴らしい公園です。立地は。
そして、大きな池があったり、ポニーの乗馬ができるなど魅力的な特徴もあります。
また、テニスの区民大会が行われるなどテニスプレイヤーの聖地のような存在でもあります。
私の施設も近くにあるので、よく近くを通るのですが、
しかし、なぜか近くを歩いていても碑文谷公園に寄っていこうとならないんですよね。

  • 座るところが少ない
  • トイレが汚い
  • 飲み物や食べ物を買えるところがない
  • 体育館も端にあり使いにくい

などなどの問題点があるんです。

スタバ(カフェ)の設置

碑文谷公園には芝生の空きスペースがかなりあります。
伸びてしまった芝生をきれいに刈り取り、凸凹を整地し、少し小さめのスタンドを設置します。
周りにテーブルと椅子を設置すればオープンカフェの完成です。
そこでコーヒーを飲みながらテニスのプレーを見学したり、子供を遊ばせたりすることが可能になります。

テニスコートのナイター設備

17時を超えてテニスをするにはナイター設備が必要になります。
テニスファンにはサラリーマンが多く、夕方テニスができる施設は人気になります。
ナイター設備の設置には1コート200万円程度かかりますから、その減価償却に電気代を乗せた上で料金設定をしても十分に利用する人はいるでしょう。

実現可能性は

このプロジェクト、区民の後押しがあれば実現可能だと思っています。
目黒区はすでにPFIの実施経験もあります。碑文谷公園は最高の立地です。事業の収益性も問題ないと思います。
私が目黒区で政治家になることができた際には真っ先に動きたいと思っています。