人のためになる仕事の多くで「先生」と呼ばれる職業があります。医者や学校の教員、政治家(少し疑問ですが)などです。それらの職業の人々は尊敬されています。
また、自分にしかできない技術がある人は、仕事に対して指名が入ります。美容室や有名な外科医のもとに紹介状が集中するように。
介護福祉職員も人のためになることで自分にしかできない専門性を身につけることで、尊敬される職業になることができるのだと思います。
実際働いていてもわかるのですが、入浴介助や送迎介助、おむつ交換等においても職員の技術レベルや得意分野は大きく違います。
これらを活かし介護人生をかけて磨くためにも、今ある介護福祉士の制度やキャリアアップの制度の延長上で取得できる資格や認定証などを創始が望まれます。
医者や看護師に専門があるように介護福祉職にも専門分野の認定を行うということです。
上級資格を作ることで昇給の制度も作りやすくなり、職員のモチベーションにもつながるはずです。
また、介護職にも指名制度のようなものを導入して単価を挙げられるように仕組みも面白いかもしれません。
そうすれば介護福祉業界にもホスピタリティの考え方が芽吹くかもしれません。
これからの介護業界は団塊の世代が流入してきます。彼らは景気の良い日本でお金を使って様々なサービスを受けてきた世代です。
これらの世代の人びちを喜ばせるような専門技術やサービススキルを持った介護福祉職員が必要とされています。