現在の日本には社会保障や経済問題以外にも様々な課題が山積しています。古くから世論を二分してきた問題から時代の変化とともに顕在化してきた問題まで様々です。
私も政治家ですから、少しむずかしい問題についても考え方をお伝えしていこうかと思います。

政治は1か0かではない

それぞれの問題に対してある程度の私の考え方を記して行きますが、実際私の根本にあるのは「世の中を二分している問題はその間に落とし所がある」と言う考え方です。
人間どのような立場にたっているかでものの見方も変わるでしょうし、時代とともに価値観が変わる問題もあります。そんな中でどちらかはっきりと決着がつけようという言論が目立つ気がします。大概はどちらの主張も正しいし、間違っているものです。はなから間に答えがあるものと考え、落とし所を見つけるのが政治家の役目だと思っています。

イデオロギー対決は終わったか

今の若者は右とか左とか保守とかリベラルとかそういったタグ付けはしないようです。たくさんの情報を得たうえですでにそういったイデオロギーは無意味or矛盾しているものとして捉えているように感じます。
私もその政策ごとに考えるのが政治家の正しいあり方で、この政党に所属しているから、この問題はこう考えるべきだ、などという議論はあまり好きではありません。たくさんの意見があっていいと思いますし、時として意見を変えることだってあっていいと思います。当然それなりの考えを示したうえでですが。
また、イデオロギーが全面に出てしまうと落とし所を見つけることもできなくなることがほとんどです。相手が正しいこともある。そういったことを認められる政治家でありたいです。